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【鉄筋のロールマーク?】種類と強度を見極める重要なポイント!

鉄筋の強度・径を見分ける方法を知っていますか?

鉄筋の強度・径を見分けるのにとても重要なものがロールマークです。

ロールマークとは、鉄筋の径および強度を識別するために、鉄筋に付いているマークのことで、圧延マークとも呼びます。

ロールマークはメーカーや強度によって、形状が変わります。

もし、ロールマークを理解していなければ、見た目で鉄筋の強度を判断することはできません。

そこで、

今回は鉄筋のロールマークについて説明したいと思います。

鉄筋のロールマークとは?

実際のロールマークがこちらです。

鉄筋 ロールマーク

鉄筋 ロールマーク

ロールマークはメーカーによって一部形状が違いますが、強度や径の表示についてルールは同じです。

  • 一番左のマークは鉄筋を製作したメーカーのマーク
  • 数字は鉄筋の径を表している
  • 右の突起は強度を表しており、突起が多いと強度も大きくなる

鉄筋径については、数字が書いてあるだけなので見分けは簡単です。

そこで、

鉄筋のロールマークについては、突起の数と強度の見分け方について、しっかり理解しておく必要があります。

ロールマークの見分け方とJIS規格

鉄筋のロールマークついては、JIS G 3112 に規定されています。

ロールマークの強度は突起の数で識別することができます。

突起なし→SD295A
突起が1つ→SD345
突起が2つ→SD390
突起が3つ→SD490

区分 種類の記号 種類を区別する表示方法
圧延マークによる表示 色別塗色による表示
丸鋼 SR235 適用しない 赤(片断面)
SR295 白(片断面)
異形棒鋼 SD295A 圧延マークない 適用しない
SD295B 1または| 白(片断面)
SD345 突起の数1個(・) 黄(片断面)
SD390 突起の数2個(・・) 緑(片断面)
SD490 突起の数3個(・・・) 青(片断面)

<注>

( 1) 丸鋼および異形棒鋼は, 解脱表2.3 によって種類を区別する表示を行う.
ただし, 異形棒鋼の種類を区別する表示は, SD 295 A を除き圧延マークによることとし, 寸法が呼び名D 4, D 5, D 6,D 8 の異形棒鋼およびねじ状の節をもった異形棒鋼に限り色別塗色としてもよい.

( 2 ) 異形棒鋼は, 圧延マークによりて製造業者名またはその略号による表示を行う.
ただし, 寸法が呼び名D 4,D 5,D 6,D 8( コイルを除く)の異形棒鋼および異形表面の形状によって製造業者名が明確な異形棒鋼に限り, この表示を省略してもよい.

ロールマークの目的

ここまでに触れてきた通り、鉄筋のロールマークでは

  • 鉄筋の強度
  • 鉄筋の径
  • メーカー

が表示されており、これらを実際に施工する現場で簡単に見分けるられるようにして、
適切な強度や径の鉄筋を使用するようにすることがロールマークの目的です。

また検査や写真記録などの品質を証明するための記録として有効に活用することができます。

ロールマークの検査と写真記録

実際に鉄筋を施工する現場では、鉄筋の本数や長さなどだけではなくロールマークも確認する必要があります。

検査するステップとしては、鉄筋の「受入検査時」と「配筋検査時」です。

配筋検査時には、主筋の本数やピッチを撮影する際にロールマークの撮影も行うようにします。

何か問題があったときに写真で記録を残しておくことがとても重要です。

ロールマーク一覧

ロールマークはメーカーで一部違うと説明しましたが、普通電炉工業会のHPに一覧がまとめてありすので参照ください。

http://www.fudenkou.jp/main-img/sub08/mark.pdf

まとめ

今回は鉄筋のロールマークについて説明しました。
重要なポイントはこちらです。

  • ロールマークは「強度」「鉄筋径」「メーカー」を見分けることができる
  • ロールマークの突起の数と強度の関係を理解する
  • 鉄筋の検査では、ロールマークの確認も必ず行い、写真記録をとる

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