建設業界の転職

現場監督はきついと言われるの本当の理由

2017年9月18日

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みなさんこんにちは。

現場監督といえばブラック・きついという世間一般のイメージがあると思います。

なぜ現場監督はきついと言われているのか、その理由について書いてみたいと思います。

労働時間が長い

現場監督の業務ははとても忙しくやる事はたくさんあります。

しかし、現場監督だけではなく他の職種や業界も忙しいのは同じだと思います。
ではなぜ、現場監督は忙しく労働時間が長いのでしょうか。

現場監督の仕事は、現場を進めるという仕事のほかに、安全や品質に関わる書類や施工計画書などの事務的な作業も行わなければなりません。

そこで他の業界と違うのが、現場は常に動いているので、日中は現場を駆け回らないといけないことがあります。そうすると落ち着いて事務作業ができるのが、職人さん達が作業を終える17時以降となってしまうことがあるのです。

その時間から膨大な資料作成を行わないといけなかったり、施工計画書などで頭を悩まされたり、次の日の段取りや準備を行ったりと、17時以降も仕事がたっぷり残っているのでどうしても労働時間時間が長くなってしまうのです。

他にも早朝や夜間作業が伴う事も理由の一つです。

コンクリート打設は早朝から行ったり、
特殊車両と言って普段は道路を走れないような大型車両を出入りさせるために、早朝や夜間に出勤しなければならない事もあります。

このような長い労働時間がブラック・きついというイメージに繋がっている理由に一つです。

休みが少ない

みなさんご存知の通り現場作業はほとんどの場合土曜日、祝日も行われており、場合によっては日曜日も行われています。

それは、職人さんたちの多くが日当制であり土曜日・祝日も働くからです。
日曜日についても、オフィス等が休みの日にしかできない改修工事を行なっていたり、工期が厳しい場合などは日曜作業を行わざる負えない時があります。

代休を取ればいいのでは?ということもあると思いますが、土日出ても平日現場が止まる訳ではないので、最小限の人数で運営される現場事務所では、現場が動いてるなかで代休を取るのは中々難しいというのが本音です。

慣れてしまえば大丈夫なのですが。
学校を卒業していきなり土曜日が休みでは無くなったり、他の業界から転職された方が土日出勤で休みがなかったりすると
ブラック・きついというイメージが固定されてしまうのだと思います。

これについては「働き方改革」によって業界全体を巻き込んだ、改革が行われ、
業界全体が変わる事がなければ、このスタイルはずっと続いてくのではいかと思われます。

新入社員が何もわからないまま放り込まれるのはベテラン職人たちの集まる仮囲いの中

ブラック・きついというイメージを発信しているのはやはり新入社員や若手社員が多いのだと思います。

そのような若手社員達がいきなり放り込まれる仮囲いの中は、その道何十年という手強い職人さんたちの集りなのです。

以前職人さんと協力して建物を作っていくということを書きましたが、現場としては現場監督の指示で職人さんに動いてもらわないと現場が統率できません。

若手社員であっても、自分の親と同じくらいの年齢の職人さんたちに指示をして動いてもらわないといけないというのはとても難しいことなのです。

その道何十年のプロである職人さんたちは自分なりの考えをもっていますので、若手社員では思い通りに現場を統率する事ができずに、現場がうまく回らずにイライラしている職人さんから怒鳴り散らかされたりすることはみなさん経験されてると思います。

このよう入社間もない若手社員が、何もわからず現場に入り、職人さんたちからものすごいプレッシャーを受けるという他の業界には無いこの状況がきついというイメージを植えつける一つの理由だと思います。

失敗へのプレッシャー


どのような仕事でも失敗へのプレッシャーは多かれ少なかれあると思います。

では現場監督のプレッシャーは、どうなのでしょうか。

建築物といっても大小様々ですが、小さくてもかなり大きな金額を扱ったり、施主にとってはもちろん重要で人生で一番の大きな買い物だったりするわけです。

現場監督が失敗してしまい、
工期が少し遅れても、とても大きな損失が出たり、小さいミスをしてしまった事で、作り直す事になってしまったりと
失敗に対するプレッシャーはかなり大きなものがあります。

この業界では若手社員でもある程度担当を任せされます。その部分的な担当でも責任と失敗へのプレッシャーは存在します。

このように若手社員でも精神的なプレッシャーがあり、経験を重ねると責任も増ええうと供に精神的プレッシャーも増大していくという訳です。このようなプレッシャーが現場監督はきついに繋がる一つの理由です。

きつくて耐えれらないときはどうすればいいの?

現場監督の仕事が耐えられないと思った方は環境を変えてみることもいいことかもしれません。

「現場監督はきつい。仕事に行きたくなけど、行かないといけない」と考えれば考えるほど、辛くなりますよね。

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それだけで気持ちが楽になりますから。

他の業界と違って、潰しが効かないと言われるこの業界ですが、それは逆にメリットでもあります。

現状が辛い場合は簡単に環境を変えることができ、いままでの経験をしっかり生かすことができるからです。

いつまでもきつい状況の中にいるとストレスで体を壊してしまう人もいます。

建築系のお仕事はなにも現場監督だけじゃないですよ。

まとめ

以上のように現場監督がきついと言われる本当の理由につい書いてみました。

現場監督はかなりきついと思うこともあります。それにはかえられない大きな達成感があると思います。

しかし、この業界に入った理由はみなさんそれぞれだと思います。

きつすぎでどうしようもないというときは絶対に無理してはいけません。

気持ちを切り替える、環境を変えることもとても大事です。

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