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配管の吊りピッチとは?公共工事仕様について分かりやすく解説!

この記事では、配管の吊りピッチについて、公共工事仕様に基づいて解説します。

鋼管の吊りピッチ(公共工事仕様)

鋼管及びステンレス鋼管の支持間隔を以下に記載します

吊り金物による吊り・・15Aから100Aまでは支持間隔2m以下

吊り金物による吊り・・125Aから300Aまでは支持間隔3m以下

振れ止め支持は15Aから40Aまでは不要。

50Aから100Aは8m以下。

125Aから300Aまでは12m以下。

塩ビ管の吊りピッチ(公共工事仕様)

ビニル管、耐火二層管及びポリエチレン管

吊り金物による吊り・・15Aから80Aまでは支持間隔1m以下

吊り金物による吊り・・100Aから300Aまでは支持間隔2m以下

振れ止め支持は15Aから20Aまでは不要

25Aから40Aまでは6m以下

50Aから100Aまでは8m以下

125Aから300までは12m以下

銅管の吊りピッチ(公共工事仕様)

吊り金物による吊り・・15Aから80Aまでは支持間隔1m以下

吊り金物による吊り・・100Aから300Aまでは支持間隔2m以下

振れ止め支持は15Aから20Aまでは不要

25Aから40Aまでは6m以下

50Aから100Aまでは8m以下

125Aから300Aまでは12m以下

ポリブデン管の吊りピッチ(公共工事仕様)

吊り金物による吊り・・15Aは0.6m以下

吊り金物による吊り・・20Aから32Aまでは0.7m以下

吊り金物による吊り・・40Aから50Aまでは1.0m以下

吊り金物による吊り・・65Aから80Aまでは1.3m以下

吊り金物による吊り・・100Aは1.6m以下

鉛管の吊りピッチ(公共工事仕様)

吊り金物による吊り・・15Aから300Amでは1.5m以下

ダクトの吊りピッチ(公共工事仕様)

ダクト支持間隔はスパイラルダクト(円形)、角ダクト(矩形)で支持間隔が異なります。

角ダクトでも工法ごとでも支持間隔が異なってくるので以下に示します

スパイラルダクトの支持間隔・・サイズ関係なく4000㎜以下

角ダクト(アングルフランジ工法)の支持間隔・・3640㎜

角ダクト(スライドオンフランジ工法)の支持間隔・・3000㎜

角ダクト(共板フランジ工法)の支持間隔・・2000㎜

振れ止めは12m以下とする

*機械室内における長辺が450㎜以下の横走りダクトの吊り間隔は2000㎜以下とする

グラスウールダクトの支持間隔・・ダクト内径300以下は2400㎜

                ダクト内径300以上は2000㎜

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