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建築図面のEPSとは?【電気の配線経路】配置と大きさも解説

あなたの疑問

建築図面に出てくるEPSって何?
EPSは何の略?

こんな疑問を解決します。

本記事ではEPSについて、ゼネコンで10年以上働いており1級建築士をもつ私が解説します。

EPSとは?

EPSとはElectric Pipe Space もしくはElectric Pipe Shaftの略語で、電気の配線・配管をまとめるスペースで、上下階に電気の配線をつなぐためのスペースにもなります。

設計図面上で全てを文字を書くと長すぎるためEPS(いーぴーえす)と略して書きます。

他にも似た用語で、PSやDSといった言葉がありますが、そこに通すものが違うだけで役割や目的は同じです。

PSはPipe SpaceもしくはPipe Saftの略で、水等の電気関係以外の配管を通します。

DSはDuct Spaceの略で、空調関係のダクトを通します。

EPSとPSを区別するのはなぜ?

電気と水は相性が悪いということはあなたも容易に想像できると思います。

電気の配線と水の配管が近くにあって、例えば水の配管が漏水してしまうと、電気の配線は漏電してしまう可能性があります。

そのため、電気関係の配線と水関係の配管を分けるために、EPSとPSがあります。

EPSを配置する際の注意点

EPSを建物に配置する際の注意点はこちらです。

  • EPSは各階同位置が望ましい
  • EPSが電気室の直上にない場合は、1階にもEPSを設ける
  • 電気室から1階EPSへの幹線経路については地下ピットなどを利用する
  • EPSは維持管理のしやすさに配慮して共用部に面して計画する

EPSは各階同位置が望ましい

建物が数フロアある場合電気の配線経路となるEPSは各階で同じ位置に設置することが望ましいです。

各回同じ位置に無い場合、上下の階に配線をつなごうとした場合、配線を横に流さないといけないため無駄が生じます。

 

 

EPS内部と大きさ

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EPSの配置計画例

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